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前代未聞の猿芝居―⑲ . はてなブックマーク  Twitter   2019-05-24

 
  1. -承前②。

     前回の末尾に、刺客・伊藤秀之税理士と山持昌之主査との秘密交渉の結果を次のように示した。以下、ここに再掲する。

    秘密交渉の結果、変更されたこと
    1. 査察部門がA社に吹っかけていた7年間の課税期間は、2年だけ縮めて5年間に変更する。
    2. 脱漏所得金額は、7年間6億7千万円であったのを4億6千万円カットして5年間3億1千万円に変更する。
    3. 脱漏税額は、5億円強であったのを3億8千万円カットして1億2千万円に変更する。
    4. 役員賞与認定はとりやめ、役員仮払い扱いに変更する。つまり、犯罪である横領の認定はしないことに変更する。


     掛内典生統括官は、2時間にもわたって、部厚い書類を手許において、ひたすら筆者に向かって早口で読み上げた。額(ひたい)に汗をにじませて、ともかく自分に与えられた任務を全(まっと)うしようとすることに専念している姿勢が顕(あら)わであった。
     読み上げた部厚い書類には、5年間各期の脱漏所得金額脱漏税額の記載はあったものの、それぞれの5年間の累計金額が記載されていないようであった。
     筆者は、5年間の脱漏税額(法人税と地方法人税)の累計額が知りたかったので、筆者は筆記したノートをもとに、掛内典生統括官は手許の部厚い書類をもとに、二人で計算してみることにした。

     計算の結果、5年間の脱漏税額は、
    1億2千万円
    となった。
     ところが、この1億2千万円という数字が明らかになると、同席していた刺客・伊藤秀之税理士が奇妙なことを言いだした。
    「アレ!1億2千万円?1億円以内のはずだったんだけど」

     すると、掛内典生統括官が慌てだした。1億円以内ということを全く知らなかったからだ。小肥りの身体から汗が吹きだしたのであろうか、しきりにハンカチで顔を拭いながら計算のやり直しを行っている。

     しかし、計算の結果は変らない。

     刺客・伊藤秀之税理士は、眼を宙に泳がせながら、ブツクサ独り言を言い始めた。
    「2千万円食い違うのは、あるいは青色の取消しがあったからなのかな?」

     ここに青色の取消しとは、A社に対する青色申告の取消処分のことだ。この処分は、平成30年11月27日頃に、登川幹雄・松江税務署長が行っている。社長夫人が逮捕(平成30年10月8日逮捕)されてから20日ほど後のことだ。

     刺客・伊藤秀之税理士と山持昌之主査との密約の前提とされたのが、
    「逮捕はしない。脱税事件として立件はするが、執行猶予付の有罪にとどめる」
    ことであった。
     このような密約の前提があったとするのは、A社の専務だけでなく、オーナー社長も、山持昌之主査がからんだ同業他社の松江市における最近の実例(「前代未聞の猿芝居-⑪」)をよく知っていたからだ。
     しかし現実は異なった展開となった。この密約の前提は反故(ほご。約束などを一方的に破ること。-新明解国語辞典)にされ、社長夫人をはじめA社関係者3人が逮捕されてしまった。
     もちろん、刺客・伊藤秀之税理士は約束が反故にされることなど考えてもみなかった。身内である査察部門に裏切られたのである。
     ところが逮捕という異常事態の矛先(ほこさき)がスリ替えられ筆者に向けられることになった。筆者(山根治税理士)が査察調査に盾付(たてつ)き、査察調査に協力的でなかったから3人を逮捕したというスジ書きに変えられた。悪いのは山根治税理士だ、という屁理屈にスリ換えられたのである。
     社長夫人と弁護人とが、本件第5回法廷で筆者を詐欺師呼ばわりしている(「前代未聞の猿芝居-⑦」)のは、修正申告をするなら逮捕はしないという査察部門との密約が反古(ほご)にされた経緯を知らなかった(弁護人)、あるいは知っていても知らないフリをしていた(社長夫人)からである。

     この猿芝居の元締めである、
    重藤哲郎・広島国税局長
    は、筆者を殺してもあきたらないほどの憎しみを筆者に対して抱いていたに相違ない。

     以上から、刺客・伊藤秀之税理士が
    「アレ!1億2千万円?1億円以内のはずだったんだけど」
    と言った「1億円以内のはず」とする密約は、逮捕はしないという密約の前提が反故にされる前、即ち、社長夫人が逮捕される前になされていたことになる。
     つまり、脱税額は5年間1億円以内(告発対象期間2年で5千万円)とする密約が、社長夫人が逮捕される前にすでにできていたということだ。
     ところが逮捕されてから脱税額が密約より2千万円増えているから、刺客・伊藤秀之税理士は
    「アレ!」
    とつぶやいたのである。
(この項つづく)

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